缶コーヒーがブラジルに!
日本では当たり前の缶コーヒーもここブラジルではそうではありません。少なくとも私はこれまで見たことがありませんでした。サンパウロなどの都市部に行けば輸入物はあるかもしれませんが、私の住む田舎では一度もお目に掛かったことがありませんでした。
ところが!
つい3週間ほど前でしたか、スーパーで見つけたのです。どうやら新製品らしい。

拡大するまでもないでしょうが、クリックすると拡大写真が見られます。(笑)
"My Coffee"とはまた安易なネーミングですが、そんなことはどうでもよく、缶コーヒーが出現したこと自体が画期的なことです。このメーカーはブラジルでは非常に有名です。つまり、メジャーな会社が、ある意味タブーだった領域に踏み込んだとも言えそうです。まあ、一応カプチーノということで確かに結構甘いのですが、コーヒーには違いなく、大きな一歩かもしれません。これからの展開が楽しみです。(ちょっと高いけど)
日本で、緑茶が缶飲料として出たときも、「バカじゃないの?」と思っていましたし、私の周辺も同じような感想でしたが、本当にバカだったのは私たちでした。(^_^;)
それ以来、あれよあれよという間に売上が伸び、各社が乱入。あっという間にいろんなお茶が出てきました。最初は、「誰がお茶一杯飲むのに100円(当時)も出すかよ」と思ってましたが、知らないうちに自分が出してました。(爆)
台湾では烏龍茶(ウーロン茶)が有名なのは誰もが知るところです。今なら台湾のコンビニやスーパーでも缶やペットボトルに入ったウーロン茶はよく売れているそうですが、出た当時はやはり同じように「烏龍茶は熱湯で入れてその場で飲むのが当たり前」というのが多くの人の反応だったそうです。ましてや冷やして飲むなんて考えられない…。ところが、これまたいつしか人気者になってよく売れるようになったそうです。
アメリカでこんなことがありました。知人がコーヒーを注文するときに、「Hot coffee, please」と言ったのです。まあ、日本ならアイスかホットかをハッキリさせるためにホットコーヒーと言ったりしますよね。ところが、そこで、主人がムッとした表情で「うちのはいつも熱いんだ!」(もちろん英語で)と言ってきました。つまり、主人からしてみれば、その知人が「ぬるいのじゃなくてちゃんと熱いのをちょうだいよ」という意味で言ったと思ったんでしょうね。
缶コーヒーがないのはブラジルだけでなく、多くの欧米諸国でそうなのではないかと思っているのですが、今は変化しつつあるんでしょうか。10年ほど前にアメリカにいたときは、ビンに入ったコーヒーを飲んだことがありますが、缶コーヒーを飲むとすればいつも輸入物のUCCコーヒーでした。
文化の違いがこういうすれ違いを生むんですね~。この手の話には尽きません。